用語解説, 東洋医学

鍼の刺激量(ドーズ,ドーゼ)

使用する鍼

使用する鍼は
細くて短いもの00番(0.1ミリ)五分まから
太くて長いもの15番(直径0.5ミリ)4寸まで
を使い分けます。

シャープペンシルの芯は
0.5ミリです。

初めての方は
「こんなものが自分の体の中に入ってくるのか!?」
と思われるかもしれません。

刺入後の直進性

太めの針を使う理由は
深部への刺鍼を行う場合
その直進性が安定し安全だからです。
針金などでは太くても
ふにゃふにゃしているものもありますが
鍼はステンレスでほぼ同じような材質ですので
細いより太いほうがしっかりとしています。
内部で曲がってしまって
どこへ行くかわからないよりも
直進性を維持もしくはしなりを術者が
コントロールできる
太い鍼のほうが
安全であると考えています。

太いと刺激が多い

もう一つの理由は
太いと刺激量が多いということです。
スッとさしてすぐにスッと抜いても
鍼が太いと
生体に対して刺激を多く与えられます。

燃え盛る炎に
普通のホースでチョロチョロと
水をかけても消えないけれど
消防隊のホースなら一瞬で消える
そんな感じがあります。

「手っ取り早い」
ということにもなります。
でもこれは
術者側から見た都合かもしれません。
もちろん患者様がわからみても
ダラダラ長くやられるより
速やかに事が済んだほうがいいはずです。

患者様の体力その時の状態
を見極めて
鍼の太さ 刺激量は決めていきます。

細い針の場合
置鍼時間を長く取って
刺激量を増やす場合もあります。
そうしたほうが患者様自身が
自分の体が変化するのを
わかっていただけるかもしれません。
腰が緩んで伸びていって
肩の力が抜けていく
今日は時間かかったなというときは
体を休めるのに必要な時間だったんだと
考えていただければと思います。

皆様のご来院をお待ちしています。