症状, 筋肉

筋肉の病態

健筋肉は正常な状態ではストレスなく伸び痛みなく縮みながら力を発揮します。
そのためには十分な血流による酸素・栄養の供給 神経からの正しい信号の入力に加えて筋膜間のなめらかな滑走状態が必要です。筋膜の構成成分はコラーゲンですが80%は水分です。ぬめりを持った表面の水分が失われると滑りが悪くなります。これを筋膜の滑走不足 ときには癒着と言ったりします。

筋肉痛

筋肉痛

痛病態ではありませんが日常よりも強い負荷を筋肉にかけた場合 筋肉痛が発生します。痛みがあり うまく伸ばせなず 若干の熱を帯びる時もあります。
筋肉痛のメカニズムはまだ解明されていません。ただ痛みを伴うことから痛点が多い筋膜が関係していることはたしかなようです。
筋膜リリースの施術を受けたあとも筋肉痛と同じような症状が出るときがあります。これは症状が改善に向かうサインだと言えます。

廃用性萎縮

廃用性萎縮

廃筋肉は使われないことによって細く退化していきます。筋繊維だけでなく毛細血管網も退化し栄養の供給も滞ります。
体内においてはタンパク質は貴重なものなので必要のないところには供給しないという理にかなったことです。
傷病による長期臥床だけでなく 健康な人でも 日常の動きが決まってしまうとおこります。例えば日常生活で肩のラインより上に腕を上げる動作はありません。そのような日常では挙上に関わる筋肉がやせ細り肩こりが慢性化していきます。

炎症

炎症

炎筋肉は炎症を起こします。
過度な強度や連続した負荷 打撲でも起こります。 
局所的に痛み・熱・腫脹が見られます。
しかしこれらの異常によって患部がわかりやすく対処しやすくもあります。
足首の捻挫やぎっくり腰などの急性症状ではまずは冷やして安静にすることが必要です。

筋攣縮 筋スパズム

筋攣縮

攣筋繊維は神経伝達による一回の信号で一回収縮します。一本の繊維に一本の神経が対応しより大きな力が必要なときはより多くの繊維を動員します。持続させたいときは信号が連続して繊維に届きます。これを「攣縮」といいますが過度に連続すると神経伝達が不随意化され力を抜きたくても抜けなくなるという状態になります。筋全体でおこると体液の循環が滞り内圧が上がりふくれた状態になります。一部の繊維で起こるとその繊維のせいで筋全体が動きを制限されます。

筋断裂

筋断裂

断筋繊維は切れてしまうことがあります。
急に収縮させるまたスピードに乗った動きを急に止める時 力のベクトルの向きを急に変えるときに起こることが多いようです。上記の筋スパズムの状態もに関係しています。
部分断裂・完全断裂とありますが筋膜のみが裂けたような状態を肉離れと呼ぶようです。

今のあなたの筋肉の状態を理解するのにお役立てください。