大腿四頭筋

大腿四頭筋 へのストレッチ
の効果について

大腿四頭筋 は
人体最大の筋肉と言われますが

外側広筋・中間広筋・内側広筋:赤

の3つと

大腿直筋:青

の4つの束に分かれます。

膝の伸展

大腿四頭筋は膝のお皿で終わり
そのお皿からスネの骨に靭帯が繋がります。

大腿四頭筋が収縮すると膝が伸び
・立ち上がる。
・あしを蹴り出す。
動作になります。

二関節筋

絵の中に赤で表した3つの広筋は
大腿骨から始まっているのに対して
青で表した大腿直筋
骨盤から始まっています。

大腿四頭筋の中でも大腿直筋だけ
股関節と膝関節の2つの関節にまたがる
二関節筋であり 股関節を屈曲させ
・上体を前傾させる
・脚を上げる
動作を作り出します。

内側・中間広筋の付着部は大きい

内側広筋 中間広筋の走行
大腿骨への付着部

しかし3つの広筋は大腿骨から始まり
停止部である膝のお皿は膝を曲げても
大きく移動はしません。
さらに図2・3・4に示すように
内側・中間広筋は 大腿骨の付着部が大きく
強い力を発揮するようにストロークが短く
できています。

ストレッチでは広筋は伸びない

膝を曲げるストレッチをしても広筋は伸びない

よくある足首を持って
膝を曲げる方向にかかとをお尻まで引き寄せ
ももの前を伸ばすストレッチ(図5)では
広筋は引き伸ばせません。
それは他動的に人にやってもらっても
変わりません。

体全体の筋膜の流れとしては
大腿直筋の筋膜が最重要なので
ストレッチが全く無駄とは言えませんが
・重いものを持ち上げる。
・全力で走る。
など高負荷のトレーニングをするほど
ストレッチだけではメンテナンス不足に陥ります。

スポーツ選手
特にサッカーやラグビーなど
毎日走り回って 練習していると
適切なケアを受けられるプロの選手とは違い
ケアがストレッチだけのアマチュアの選手は
太ももを膨らませた状態になります。

筋が成長するための筋肥大と
筋肉の内圧が上がっている状態とは
区別しなければいけません。
内圧が上がりすぎると
組織間での体液の循環がうまく行えず
疲労が常に溜まってしまいます。

大腿四頭筋のケアには
筋膜リリース・トリガーポイント刺鍼
有効です。

大腿直筋・外側広筋・内側広筋は
大腿筋膜張筋・腸脛靭帯・縫工筋とは長く広い範囲で
筋膜同士が接するため互いの滑走不足を起こします。
その筋膜同士を引っ剥がすようなリリースが効果的です。

特に中間広筋は深層に位置し
手では届かないため
トリガーポイントを狙った
刺鍼がもっとも効果的です。