筋肉, 筋膜リリース

拮抗筋として症状と反対側の部分を診ることは重要です。

筋肉には屈筋と伸筋があります。

筋肉は関節にまたがり
両端が骨に付いています。
筋肉が縮むことによって
力を発揮し
その両端が近づき
関節は屈曲します。

屈曲

関節が伸びるときは
同じ筋肉が伸びる方向に
力を発揮するわけではなく
骨の反対側についた筋肉が
縮むことによって
関節を伸展させます。

伸展

屈曲に関する:屈筋

伸展に関する:伸筋

同じ関節での屈筋と伸筋の関係を拮抗筋

と言います。

伸筋と屈筋が必ず一対一になる
というわけではありませんが
わかりやすいところでは
肘の
上腕二頭筋と上腕三頭筋 
膝の
大腿四頭筋と
半健半膜様筋・大腿二頭筋
などがあります。

拮抗筋の収縮は主動筋の抵抗になる。

拮抗筋の関係において
一方の筋肉が収縮するとき
相反する側の筋肉は完全に力が抜けて
抵抗なく伸びていくことが理想です。

筋繊維の長さ(縮み具合)を検知する
腱紡錘というセンサーは
筋肉が縮み始めると
そのことを反対側の拮抗筋へ
伝える信号を出します。

しかし
拮抗筋が固く縮んでいて
その信号を受け取れないでいると
主動筋に対して抵抗になり
パフォーマンスを低下させます。

例えば
「歩く」ことは
太ももを上げることから始まります。
太ももの前面で
股関節を屈曲させようと
大腿直筋等の主動筋が
太ももを持ち上げようとしても
モモ裏で
半健半膜様筋・大腿二頭筋など
の拮抗筋が
縮んだままだと抵抗となり
結果 
一歩が小さくなります。

慢性的な症状が続く場合
その症状の場所だけでなく
拮抗する筋肉の状態も
調べ 治療することは
だいじなことです。