股関節 の痛み 気のせいだと思わずにすぐに調べよう

股関節 の痛みは
使わなければ痛くないという
罠があります。

股関節 の症状で厄介なことは
動かさなければ
症状が出ない
痛みを回避できることです。

開脚したりすると

「ここまでは大丈夫
 でも
 これ以上広げると痛みが出る。」

という具合に
症状は本人が一番わかります。

症状は最初
引っかかりだったり
違和感だったりします。
怪我をしたり
使いすぎたような覚えも
ない場合があります。

それを避けるために
動きを小さくしてると
いつの間にか
その小さな可動範囲で
筋肉が固まって

日常生活にある
立ち上がる
歩く
階段を上ることも
そのものを避けたり
痛みを回避するよう
器用に動いたりすることが
定着して毎日を過ごして
しまいます。

スポーツをする方なら
プレーに影響するのでわかります。
故障として処置するでしょう。

でも日常生活だけならば

畳に敷いた布団から
立ち上がるのではなく
ベッドから足を下ろすだけだったり

歩くところを
自転車や車だったり

階段が
エレベーターやエスカレーターだったり

股関節を使わなくても生活していけます。

人工関節にするような
大きな手術を経験する人も
最初はこんな感じで

サインを

見過ごしてきたのかもしれません。

「この違和感は気のせいだろう
 少しすれば治るだろう」

10代20代なら
そういうこともあります。
しかし
早いうちから
気にかけて
自分を見つめ直したほうがいいのです。

股関節自体は頑丈

股関節の骨格

股関節は球関節です。
骨盤側が臼状で
大腿骨の上端にあたる球状の部分を咥え
縁を線維性の関節唇が覆い
強力な靭帯で繋げられています。
先天性や事故で大きな外力を
受けたりがない限り
外れることはありません。

股関節に痛みを感じるとき
自力で立てる歩ける
事ができるなら
その原因は
関連した筋肉の痛みであることが
考えられます。

股関節 の筋肉

股関節は
体重を支え
屈曲・伸展・回外・回内・外旋・内旋と
多様な動きをするため
多種の筋肉の起始部停止部を持ちます。

殿筋群

背骨と骨盤大腿骨の絵の上に
大殿筋上部繊維 下部繊維 中殿筋 小殿筋 大腿筋膜張筋 梨状筋 腸脛靭帯の走行が描かれている。

臀部の筋肉は大きく広く
何層にも重なっています。
側面には
大腿筋膜張筋が腸脛靭帯へ
つながり大腿骨頭を寛骨臼へ
押し付けています。

外旋筋群

骨盤と大腿骨の後ろからの絵に外旋筋 上双子筋 下双子筋 内閉鎖筋 外閉鎖筋 大腿方形筋 の走行が描かれている。

臀筋よりも深層にあります。
外旋にはより大きな
大殿筋下部繊維が主に働きます。
梨状筋を含めて外旋六筋といいます。
座り過ぎなどで固くしてしまうと
骨盤後傾の原因になります。

大腿後面

大腿後面の筋肉
背骨と骨盤大腿骨の絵の上に
大腿二頭筋長頭・短頭 半健様筋 半膜様筋 の走行が描かれている。

前屈で張りを感じる筋肉です。
大腿後面の筋肉は日常生活で鍛えるのが難しく
弱っている場合が多く痛めやすくもあります。
停止部が下腿にあり膝の痛みにも関係します。

大腿前面

背骨と骨盤大腿骨の絵の上に大腿四頭筋
大腿直筋 内側広筋 中間広筋 外側広筋
縫工筋
の走行が描かれている。

大腿四頭筋のなかで
大腿直筋だけが起始部が骨盤上にあり
股関節に関係しています。
その起始部が下前腸骨棘にあり
上前腸骨棘に起始部のある縫工筋
さらに外側からの大腿筋膜張筋
に隠されます。

登山や階段の上り下りでの疲労がもとの
痛みが出るところです。

内転筋

背骨と骨盤大腿骨の絵の上に
恥骨筋
小内転筋
薄筋
の走行が描かれている。
背骨と骨盤大腿骨の絵の上に
小内転筋
大内転筋
長内転筋
の走行が描かれている。

内転筋群は日常使われることも少なく
伸ばされることもない。
突然の動きで痛めやすい筋肉です。
何層にも重なってわかりにくい部分でもあります。
触知できる硬い筋は大内転筋の腱の部分です。

腸腰筋

背骨と骨盤大腿骨の絵の上に赤いラインで大腰筋と腸骨筋の走行が書かれている。

大腰筋・腸骨筋は
腹部から始まり股関節をまたいで
大腿骨の内側に付きます。
原因不明の股関節痛は
ここから始まります。

何もした覚えはないのに
股関節に違和感がある場合
近々の
・ストレス
・暴飲暴食
が原因である事が考えられます。
腸骨筋は内臓の不調の影響を受けます。
最深部で股関節を引きつけるため
気づきにくく
処置もできません。
度々起こる 長く続く
股関節の違和感には
腸骨筋のケアが必要です。

リーチの鍼は腸骨筋まで届きます。

レントゲンを撮られ
「骨には異常がない」
という診断で
湿布を処方されただけで帰されたときは
検査でどこが悪いかを
調べてもらえるところを
受診し直す必要があります。