内反足 の矯正は鍼灸が効果的です

世間ではあまり重要視されてませんが
内反足 は地面に一番近いところで
体を支えている足首の問題であり
歳を重ねていくと膝や腰に
重篤な症状をまねくことになります。
適切なケアをすることで
それを避けることができます。

内反足とは

右足が内反した両側の脚のイラスト

足の裏が内側を向いてる
「内がえし」
の状態がいつも続いている事を言います。

体重を足の外側(小指側)で支え 
親指が接地していません。

足首が屈曲・伸展(底屈・背屈ていくつ はいくつ
しにくく固まってしまいます。

靴の踵の外側が減り
形も崩れます。

内反して内側に入ったかかとを後ろから見た図 素足と靴を履いている状態
後ろから見るとかかとが内側に入ります。履いてる靴も踵の外側が減り変形も著しくなります。

原因が後天的なもの

内反足はその原因から
後天的なものと先天的なものに
分けられます。

捻挫の後遺が内反を形作ります。

足首の捻挫を放置して治療しなかった場合
前距腓靭帯ぜんきょひじんたいが伸びて
足関節を引き付けられなくなり
足の裏が内側を向く
内がえしの状態になってしまいます。

足首の骨格 青く塗られた前距腓靭帯
青い部分が前距腓靭帯

若い頃作った内反足で過ごしてる

バレーボールやバスケットなど
スポーツをやっていた人は
捻挫ねんざをする機会も多く
治療しないで
痛みだけを除くようなことで
練習や試合を続けたため
損傷した靭帯じんたいに炎症が続き
伸び切って 内反を作りやすくなっています。
ろくに治療をしたことがないため
捻挫をしたことが意識にはなく
大人になってもそのままで過ごしている

人がけっこういます。

サポーター・テーピングは補助しているだけ

サポーターやテーピングを勧められて
している場合もあると思います。
スポーツなど激しい動きの場面では効果的ですが
あくまで補助であり治癒させるものではありません。
関節の可動域を小さくし固めてしまうもの
という認識を持ってください。

ご自身の足元をチェックしてみてください。

つまづきやすいことが下腿かたいの緊張を生みます。
つま先が下がり気味になるため
つまづきやすくそれを繰り返すため
無意識にインプットされ
いつもつま先をあげて歩いています。

このことで下腿の
長趾伸筋ちょうししんきん長母指伸筋ちょうぼししんきんその上を覆う前脛骨筋ぜんけいこつきん
常に緊張させてしまいます。

足首が動かないために
ヒラメ筋・腓腹筋ひふくきんもストレッチされず
休むタイミングを失っています。

外側では 長腓骨筋 ひこつきん・短腓骨筋
いつも伸ばされています。

前脛骨筋・後脛骨筋
縮んだまま使われない状態でいます。

内反足 の人の下腿は常に疲れています。

足首の内反で辛くなるところのイラスト
すねふくらはぎ外側がいつも緊張しています。

さらに上位の症状の原因になる

さらには足元が不安定なことで
腰痛膝痛
悩まされることにもなります。

先天的な内反足

先天的に内反足の場合があります。
アキレス腱が短く
つま先をぴーんと伸ばした状態で
生まれてきますが
組織も柔らかいこともあり
すぐには医師でも判断がつかず
軽度の場合は経過観察されます。
その後「内反足」と診断された場合は
ギブス・装具での矯正を行い
「尖足」など重症の場合には
アキレス腱を切る手術が行われます。

アキレス腱の短縮が原因

先天性の場合はアキレス腱が短縮
内反の形を作ります。
なぜそうなるのかは不明です。

胎児時の不良姿勢によるものは
矯正の対象になりません。

先に書いた後天的な場合は
靭帯の損傷があり
つま先が下がりますが
先天的な場合は
アキレス腱の短縮のため
かかとが引き上げられて
内反します。

健康なアキレス腱と縮んだアキレス腱がかかとを持ち上げる違いのイラスト

このことは
内反足で形は似ていても
先天的なものと後天的なものでは
状態が違うということです。

この違いがわからなければ
治療はできません。

幼少時の矯正は足の裏を地面につけて歩くのが目標

矯正をつづける節目は3~4歳までで
再発など経過を見ながら
成長が終了するまで
「足の裏が地面について歩ける」
ことを目標に行われます。
立って歩ければ一安心ということです。

矯正の結果には個人差があるかもしれませんが
ご両親と担当の医師の努力によって
その状態があります。

その後は内反足に自分で向き合う

本人はそこから
自分で内反足に向き合うことになります。

足首が硬いという状況がついて回り
それを動かすヒラメ筋・腓腹筋が鍛えられず
見た目にもふくらはぎが細くなります。

鍛えれば筋肉は太くなるとはいえ
動きにくいものを動かす
という努力は並大抵ではないと
思われます。

先天性内反足の割合は
千人に一人 ぐらいの割合でいる
と言われています。

しかし私が見てきた中では
症状が軽いため経過観察で
矯正を必要としないとされ
何も注意を払わず過ごしてきた人も
もっと多くいるように思います。

・かかとが内側に入っている
・足首が硬い

だけでも体に与える影響は大きく
内反膝(O脚)の原因にもなります。

Link:「内反足(内がえし)改善例」
もごらんください。

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