筋膜リリース

あなたが院内に入られたときから
望診は始まっています。

立ち方 歩き方
左右のバランス 靴底の減り方
立った姿勢 座った姿勢
肩の傾き首の傾け具合etc.
を見ております。

体に悪影響を及ぼす傾き
立ち居振る舞いに出てくる
筋緊張のアンバランスさなどの
運動器疾患には
筋膜リリースを行います。

運動器疾患とは
関節を中心とした
筋肉の収縮による動きに
痛みや可動制限が
伴うことです。
さらには動きに
伴わないでもおこる
慢性的な
肩こり・腰痛も含みます。

「なぜ筋膜リリースなのか?」

治るとはどういうことかを
考えてまいりました。
患者様の痛みを
無視することはできません。
ただそれに
引きずられているだけでも
完成はされません。
擦る 揉む 温める 電気をかける
をすれば一時的には痛みがとれ
「楽になった」と言ってもらえます。

しかし
患者様のそのときの主観だけでは
すぐ元に戻ってしまします。

患者様の体の形を
見ることを心がけています。
術前術後で
いかに体の偏りがとれ
緊張がなくなっているかで
施術の効果を見極めています。

それがはっきりわかりやすいのが
筋膜リリースなのです。

724d13ce0a981b5072e257c67846e605_163f21962442f3c2c65cc9c1276f0452

「原因筋の追求」

いつもついてまわるしびれ
神経の異常興奮が原因です。

神経は血液によって栄養補給されます。
すぐそばの筋肉の動きが悪く血流が滞ると
異常興奮します。

また過度の緊張が筋肉を固めてしまい
神経の通り道を狭めることによっても
神経の働きを阻害します。

冷え性も血の巡りの問題です。
動脈側ではなく
体から戻ってくる静脈血
勢いがあるかどうかです。
東洋医学的に冷え性を見る場合
「肝の気」の冷え性
「腎の気」の冷え性
「脾の気」の冷え性
という具合に診方を変えます。
肝臓に戻る直前の静脈から
肝動脈へ移る門脈の違いを
読み取っているのだと思われます。
言い換えれば血の巡りの
最終地点への
施術ということになります。

しかし
ここへたどり着くまでに
下肢からの静脈は
長い行程を進みます。

一番冷えを感じる
つま先から足首

静脈の流れを推進させる筋肉を
備えるふくらはぎ

座っているときに
曲げられている膝 ・鼠径部

うまく使われず
固まったままの骨盤内の筋肉

それらを経て戻って
こなければなりません。

冷えを無くすには
静脈に寄り添っている筋肉を
動かすことが大事です。

ふくらはぎでは後脛骨筋

骨盤内では大腰筋・ 腸骨筋

どれも現代人は動かせていません。

これらの筋肉は深部にあり
手では届きません。

鍼先はその原因筋まで届き
筋膜リリースすることができます。

「急性症状こそお任せ下さい」

寝違えやぎっくり腰など
「あーやってしまった!」
というようなときほど
筋膜リリースは効きます。

急な症状でも
少し前から御本人もわかっていた
気をつけていたでしょう。
固くなった部分を
叩いたり
もんだり
温めたりしたけれど…
やってしまった。

に着目すれば
そんなことに
ならなかったはずです。

急性症状の場合
連絡くださればなるべく早く
対処できるようにいたします。
すぐに診せに来てください。

「固まって諦めている症状もご相談下さい」

五十肩こそまさに
fasciaが重なり合って固まった症状と言えます。
肩甲骨の周り
肩峰の内側
さらには腕へむかう筋肉があり
筋膜が折り重なっています。
上がらなくなってしまったのは
運動療法の失敗です。
そのままもう一度動かそうとしても無理があります。
筋膜リリースをお試しください。

刺鍼に伴う痛み
脱力・短縮位