大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。僧帽筋の筋膜リリース的考察です。

  1. どこにあるの?
    1. 首から肩、背中の上部
    2. 起始部
    3. 停止部
    4. 支配神経
  2. どんな動き?
  3. 拮抗筋は?協力筋は?
    1. 拮抗筋
    2. 協力筋
  4. 関係する症状は?
    1. 肩こり
    2. 首や肩の痛み
    3. 腕の上げにくさ
    4. 頭痛

どこにあるの?

首から肩、背中の上部

そうぼうきん

僧帽筋は、首の後ろから、そして背中の上部に広がる大きな筋肉です。この筋肉は、肩甲骨を動かす役割があり、日常の多くの動作に関与します。僧帽筋は、上部、中部、下部の3つの部分に分かれており、それぞれが異なる動きをサポートしています。

起始部

僧帽筋の起始部は、後頭骨から始まり、頸椎および胸椎の棘突起に沿って伸びています。この広範囲の起始部により、首から背中にかけて広く分布しています。

停止部

僧帽筋は、鎖骨肩甲棘、および肩甲骨の肩峰に停止します。これにより、肩甲骨を引き上げたり、下げたり、回転させたりする働きが生まれます。

支配神経

僧帽筋は、副神経(第11脳神経)および頸神経叢(C3~C4)の支配を受けています。

どんな動き?

僧帽筋は、肩甲骨の動きをコントロールし、肩甲骨の挙上、内転、下制、回旋に関与します。具体的な動作としては、肩をすくめる動きや、腕を上げる動作などに関わります。

  • 肩甲骨の挙上: 僧帽筋の上部は肩甲骨を引き上げる動作をサポートします。例えば、肩をすくめる動きで使われます。
  • 肩甲骨の内転: 僧帽筋の中部は、肩甲骨を内側に引き寄せる役割を担い、背中を引き締める動作に関与します。
  • 肩甲骨の下制と回旋: 僧帽筋の下部は、肩甲骨を下に引き下げ、腕を高く上げる際に肩甲骨を回旋させる動作を助けます。

拮抗筋は?協力筋は?

拮抗筋

僧帽筋の動きに拮抗する筋肉は、広背筋肩甲挙筋です。広背筋は肩甲骨の下制(引き下げ)や腕を下ろす動作において僧帽筋と反対の動きを行います。また、肩甲挙筋は、僧帽筋の上部が肩を引き下げるときに逆の動きを行い、肩甲骨を引き上げます。

協力筋

僧帽筋と協力して働く筋肉には、肩甲挙筋菱形筋大胸筋などがあります。これらの筋肉は、肩甲骨や肩周りの動作をサポートし、僧帽筋の動きを補完します。

関係する症状は?

肩こり

僧帽筋の上部が緊張すると、首や肩にこりが生じやすくなります。特に長時間のデスクワークや姿勢が悪い状態が続くと、僧帽筋が過剰に緊張し、肩こりの原因となります。

首や肩の痛み

僧帽筋が硬くなると、首や肩の痛みが発生することがあります。この筋肉が過度に疲労すると、首や肩の可動域が制限され、慢性的な痛みに繋がることが多いです。

腕の上げにくさ

僧帽筋が硬直すると、腕を上げにくくなる症状が現れることがあります。特に僧帽筋の下部が影響を受けると、肩甲骨の回旋が妨げられ、肩の可動域が制限されます。

頭痛

僧帽筋が過緊張すると、頭の後ろや側頭部に痛みが広がり、緊張性頭痛を引き起こすことがあります。長時間のストレスや姿勢の悪さが原因で、僧帽筋が緊張し続けると、頭痛が慢性化することがあります。


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解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。