平日は21時が最終受付   土日祝も受け付けてます!

鍼灸治療院リーチ

ツボではなく筋膜に施す鍼治療は
肩こり 腰痛 腱鞘炎 手足のしびれ・痛み
神経痛 膝痛 肘痛 外反母趾など
原因が筋肉にある運動器疾患に効果的です。

腸肋筋(ちょうろくきん)

大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。腸肋筋(頚腸肋筋・胸腸肋筋・腰腸肋筋)の筋膜リリース的考察です。

  1. どこにあるの?
    1. 背中から首にかけて
    2. 頚腸肋筋
      1. 起始部
      2. 停止部
    3. 胸腸肋筋
      1. 起始部
      2. 停止部
    4. 腰腸肋筋
      1. 起始部
      2. 停止部
    5. 深層にあるか浅層にあるか
    6. 支配神経
  2. どんな動き?
    1. 脊柱の伸展と側屈
  3. 拮抗筋は?協力筋は?
    1. 拮抗筋
    2. 協力筋
  4. 関係する症状は?
    1. 腰痛や背中の痛み
    2. 呼吸の浅さや胸の張り
    3. 首や肩のこり
    4. 姿勢の悪化

どこにあるの?

背中から首にかけて

腸肋筋は脊柱起立筋群のひとつで、仙骨から背中の側面 首まで広がる筋肉です。この筋肉は頚腸肋筋胸腸肋筋腰腸肋筋に分かれ、それぞれが異なる部位で脊柱の動きを支えています。腸肋筋は頸椎胸椎腰椎にまたがる多関節筋です。

頚腸肋筋

起始部

頚腸肋筋は、第3から第6の肋骨から起始します。この筋肉は頸椎に向かって上昇し、首の動きに関与します。

停止部

停止部は第4から第6の頸椎の横突起です。この部位に付着することで、首の側屈や回旋を助けます。

胸腸肋筋

起始部

胸腸肋筋は、第7から第12の肋骨から起始します。胸腸肋筋は胸部の側面に沿って広がり、胸椎に付着します。

停止部

停止部は第1から第6の肋骨で、胸椎に向かって走行しています。これにより、肋骨の引き上げや下げをサポートします。

腰腸肋筋

起始部

腰腸肋筋は腸骨(骨盤)と仙骨から起始し、腰部の安定を保つ役割を果たします。腰腸肋筋は脊柱起立筋の一部として背中全体に作用します。

停止部

停止部は第6から第12の肋骨に付着し、腰から胸にかけて脊柱の支持を行います。

深層にあるか浅層にあるか

腸肋筋は浅層筋に分類されますが、脊柱起立筋群として背中の深部に位置し、体幹の安定性を高める重要な筋肉です。

支配神経

腸肋筋の支配神経は、脊髄神経の後枝(腰神経、胸神経、頸神経の後枝)です。

どんな動き?

脊柱の伸展と側屈

腸肋筋全体は、脊柱の伸展(背中を反らす動作)や側屈(体を横に倒す動作)に関与します。これにより、上半身の姿勢を保持し、体を前後・左右に動かすことができます。

  • 頚腸肋筋は首の側屈と回旋に関与し、頭部の動きをサポートします。
  • 胸腸肋筋は肋骨の引き上げや胸郭の伸展を助け、呼吸時の胸部の動きを補助します。
  • 腰腸肋筋は腰部の安定を支え、体幹の伸展や側屈を行います。

これらの動作には、最長筋棘筋など脊柱起立筋群の他の筋肉が協力します。

拮抗筋は?協力筋は?

拮抗筋

腸肋筋の伸展や側屈に拮抗する筋肉は、腹直筋外腹斜筋などの腹筋群です。これらの筋肉は、体を前屈させたり、逆方向に側屈させる動作を行います。

協力筋

腸肋筋の動作には、脊柱起立筋群である最長筋棘筋が協力します。これらの筋肉は、背骨全体の動きを補強し、姿勢の維持に寄与します。

関係する症状は?

腰痛や背中の痛み

ぎっくり腰様の症状で腰の症状だけでなく肩甲骨近くの上背部に鋭い痛みを感じるときがあります。これは腸録筋の肋骨での停止部の炎症であることが多いです。腰部で固くなった腸録筋がフレキシブルさを失って無理に動かすと肋骨の停止部に無理がかかって痛みへと繋がります。

呼吸の浅さや胸の張り

腸肋筋の一部である胸腸肋筋が緊張すると、胸郭の動きが制限され、呼吸が浅く感じることがあります。肋骨を動かす働きが低下し、胸の張りや呼吸時の不快感が生じることがあります。

首や肩のこり

腸肋筋は、頭部までのびています。その緊張は頭痛や首のこりや肩の痛みを引き起こします。デスクワークやスマートフォンの長時間使用により、この筋肉が硬直し、頭痛や首の可動域の制限を引き起こすことがあります。

姿勢の悪化

腸肋筋の機能不全は、全体的な姿勢に影響を与えます。この筋肉が過度に緊張したり弱くなると、姿勢が崩れやすくなり、結果的に腰痛背中の痛みが悪化する可能性があります。

腸肋筋が原因となる症状は、日常生活の動作や姿勢に大きく影響を与えます。鍼灸治療による筋肉の緩和とストレスの解消は、これらの症状の改善に役立ちます。


あなたのご来院を
心からお待ちしております


解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。