大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。脊柱起立筋の一つ最長筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?

背中の深部から腰にかけて
最長筋は、背中の深部に位置する長い筋肉で、頭から骨盤まで伸びています。この筋肉は背骨の横突起に沿って広がり、脊柱起立筋の一部を形成しています。頸椎、胸椎、腰椎にまたがる多関節筋です。
起始部
最長筋は、腸骨(骨盤の上部)と仙骨(背骨の下部)から起始し、腰椎・胸椎の棘突起にも付着しています。これは脊柱起立筋の一部として、脊柱全体にわたる広い筋肉です。仙骨の筋膜の不具合が胸部・頸部にまで影響すると考えられます。
停止部
この筋肉は、背骨全体の横突起や肋骨、さらに頭蓋骨(乳様突起)に停止します。最長筋は脊柱全体の安定と伸展に関与しており、上半身の姿勢維持に重要な役割を果たしています。
支配神経
支配神経は、脊髄神経の後枝(腰神経、胸神経、頸神経の後枝)です。
どんな動き?
脊柱の伸展と側屈
最長筋は、主に脊柱の伸展(背中を後ろに反らす動き)と側屈(体を横に倒す動き)を行います。これにより、姿勢を保ちながら、体を前後・左右に動かすことが可能になります。最長筋の伸展には、脊柱起立筋群である腸肋筋や棘筋が協力します。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
最長筋の伸展作用に拮抗する筋肉は、腹直筋などの腹筋群です。腹直筋は体を前に倒す動きを行うため、背中を反らす最長筋と拮抗する動作をします。
協力筋
最長筋の脊柱の伸展や側屈には、同じ脊柱起立筋群の腸肋筋や棘筋が協力します。これらの筋肉は、背骨全体の動きをサポートし、上半身の安定性を確保します。
関係する症状は?
腰痛や背中の痛み
最長筋の緊張や疲労は、腰痛や背中の痛みを引き起こすことがあります。特に、長時間のデスクワークや重い物を持ち上げるなどの動作で負担がかかりやすく、この筋肉の緊張が腰部の痛みや違和感につながることが多いです。
姿勢不良
最長筋が過度に緊張したり弱くなると、姿勢が崩れやすくなります。猫背や前かがみの姿勢が続くことで、最長筋に負担がかかり、背中や首に痛みが生じることがあります。この筋肉のバランスを保つことは、姿勢改善や体の安定にとって重要です。
最長筋のケアは、腰痛や姿勢の改善、背中や首の緊張を和らげるために非常に重要です。鍼灸治療を通じて、筋肉の緊張をほぐし、柔軟性と姿勢の改善が期待できます。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







