大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。腰痛には必ず関係する腰方形筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?

腰から背中の深部
腰方形筋は腰から背中の深部に位置する筋肉で、背骨と骨盤をつなぎ、体幹の安定に重要な役割を果たします。この筋肉は背骨の腰椎と骨盤の腸骨稜、および第12肋骨にまたがる筋肉で、深層筋の一つです。
起始部
腰方形筋は、骨盤の腸骨稜(骨盤の上部)から起始します。また、腰椎の第1から第4腰椎の横突起部分からも起始し、骨盤から背骨にかけて広がっています。
停止部
この筋肉は、第12肋骨と、腰椎の横突起に付着します。これにより、肋骨の動きや背骨の安定性を保ちながら、体幹の側屈(横方向への曲げ)に関与します。
深層にあるか浅層にあるか
腰方形筋は深層筋であり、脊柱起立筋のさらに奥に位置しています。体幹の安定を支えるため、非常に重要な筋肉です。
支配神経
腰方形筋を支配する神経は、腰神経叢(第12肋間神経および腰神経の枝)です。
どんな動き?
体幹の側屈と伸展
腰方形筋は、体幹の側屈(体を横に倒す動き)と伸展(背中を後ろに反らす動き)に関与します。片側の腰方形筋が収縮すると、その側に体を傾け、両側が同時に収縮すると背中を反らす動作を行います。また、肋骨を引き下げる役割もあり、呼吸時にも重要な役割を果たします。
この動作には、脊柱起立筋群や腹斜筋が協力して、体幹の動きを補助します。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
腰方形筋の体幹の伸展作用に拮抗する筋肉は、腹直筋や外腹斜筋などの腹筋群です。これらの筋肉は、体を前に曲げる動作を行うため、腰方形筋の伸展動作と逆の働きをします。
協力筋
腰方形筋の側屈や体幹の安定には、脊柱起立筋や外腹斜筋が協力します。これらの筋肉は、背骨全体の動きをサポートし、上半身の安定性を維持します。
関係する症状は?
腰痛やぎっくり腰
腰方形筋の過度な緊張や炎症は、腰痛やぎっくり腰の原因となることがあります。特に、長時間の座位や重い物を持ち上げる動作によって腰方形筋に過度の負荷がかかると、筋肉が硬直し、腰に鋭い痛みを感じることがあります。この筋肉の過度の使用は、腰部の動きに制限を生じさせます。
姿勢不良
左右に対称に付く腰方形筋の片方が硬直すると姿勢はどちらかに傾きそれを代償するため別の部分で逆の傾きをすることになります。
年配の方で側弯症ではないのに身体が傾いてしまってるのはこういったことが原因です。そのままで歳を重ねると自分にとってそれ普通になってしまいます。
呼吸のしづらさ
腰方形筋が硬直すると、第12肋骨の動きが制限され、呼吸が浅くなったり、胸部に不快感を感じることがあります。この筋肉が緊張すると、肋骨が十分に動かなくなるため、深呼吸が難しくなり、胸郭の可動性が低下します。
腰方形筋が原因となる症状は、腰痛や姿勢不良、さらには呼吸にも影響を与えることがあります。鍼灸治療を用いることで、この筋肉の緊張をほぐし、症状の改善が期待できます。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







