大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。小菱形筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?

背中の上部(肩甲間部)
小菱形筋は背中の上部(肩甲間部)にあり、肩甲骨と脊椎を結ぶ筋肉です。肩甲骨を背骨に引き寄せる役割を担い、肩甲骨の安定性に寄与します。
起始部
小菱形筋の起始部は第7頸椎から第1胸椎の棘突起です。これにより、首の下部から胸の上部にかけて、脊柱の棘突起から肩甲骨に向かって筋肉が伸びています。
停止部
小菱形筋の停止部は肩甲骨の内側縁上部です。肩甲骨の内側に付着し、肩甲骨を脊椎に向けて引き寄せる動きを助けます。この筋肉は肩甲骨の内転や安定に大きな役割を果たします。
深さと構造
小菱形筋は深層筋として、肩甲骨に近い位置にあります。これに対して、表層には僧帽筋があり、小菱形筋は単関節筋として肩甲骨の動きに直接影響を与えています。
支配神経
支配神経は肩甲背神経です。
どんな動き?
肩甲骨の内転・下制
小菱形筋は肩甲骨の内転(肩甲骨を背骨に引き寄せる動き)と大菱形筋とともに下方回旋(肩甲骨下部を内に引く動き)に関与します。これにより、姿勢を保ち、背中をまっすぐにすることができます。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋:肩甲骨の外転に関与する筋肉
小菱形筋の内転に対して拮抗する筋肉は、前鋸筋です。前鋸筋は肩甲骨を外側に引き、肩甲骨を胸郭に固定する働きをします。これにより、前鋸筋と小菱形筋は互いにバランスを取りながら肩甲骨の位置を制御します。
協力筋:肩甲骨の内転に関与する筋肉
協力筋としては、大菱形筋や僧帽筋が小菱形筋と連動し、肩甲骨の内転や安定に寄与しています。これにより、腕を引き寄せたり、姿勢を維持する際に安定した動作をサポートします。
関係する症状は?
肩こり
小菱形筋の緊張は、肩こりの主な原因となることがあります。僧帽筋や肩甲挙筋とともに肩こりの硬さの一角になります。

また頭板状筋・頚板状筋の浅層に位置するため硬直すると上から押さえつけるようになり頭頸部の動きにも関係します。

姿勢不良をひきおこす
小菱形筋の弱化や緊張により、肩甲骨の位置が崩れ、猫背や肩の不調が生じることがあります。これにより、肩や首の可動域が制限され、日常生活やスポーツでのパフォーマンスが低下することがあります。
大阪市東成区今里にある鍼灸治療院リーチでは、小菱形筋に関連する痛みや不調に対して、筋膜リリースや鍼灸治療を行い、肩甲骨周りの症状改善をサポートしています。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







