大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。前鋸筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?

胸郭の前面と側面
前鋸筋は胸郭の前面と側面にあり、脇腹から肩甲骨にかけて広がる筋肉です。肩甲骨の動きを支え、肩関節に深く関わっています。
起始部
前鋸筋の起始部は第1から第9肋骨です。これにより、肋骨の前面から始まり、肩甲骨の下に向かって広がります。
停止部

停止部は肩甲骨の内側縁です。肩甲骨を胸郭に固定しながら、その動きを調整します。肩甲骨の回転や外転を助ける重要な筋肉です。
支配神経
支配神経は長胸神経(C5~C7)です。
どんな動き?
肩甲骨に対する外転・上方回旋
前鋸筋は肩甲骨の外転(肩甲骨を外側に引く動き)と上方回旋(肩甲骨を回して肩を上に挙げる動き)に関与しています。腕を挙げたり、物を押し上げたりする動作で重要です。これらの動きには、僧帽筋が協力して肩甲骨の動作を助けます。
吸 気
腕を上方に上げると肩甲骨前鋸筋を介して吸気の補助をします。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋:肩甲骨の内転に関与する筋肉
前鋸筋の外転に対して、肩甲骨の内転(肩甲骨を内側に引く動作)を行う菱形筋が拮抗筋として働きます。菱形筋は肩甲骨を脊柱に引き寄せ、前鋸筋とは逆の動作を行います。
協力筋:肩甲骨の上方回旋に関与する筋肉
肩甲骨の上方回旋を行う際には、僧帽筋が前鋸筋と協力して働き、腕を挙げる動作をサポートします。これらの筋肉が協力することで、肩の動きをスムーズに行うことが可能です。
肩甲間部の菱形筋・後鋸筋が肩甲骨を引っ張り さらに前鋸筋が各肋骨を引っ張ることによって胸が開き大きく息を吸うことができます。猫背で胸が縮んでいると呼吸量も少なくなります。
関係する症状は?
翼状肩甲
長胸神経の麻痺によって前鋸筋の機能不全が起こることがあります。これを「翼状肩甲」と呼び、肩甲骨が外に飛び出したような状態になります。この症状は、腕を挙げる動作や物を押す動作で痛みを引き起こすこともあります。
大阪市東成区今里にある鍼灸治療院リーチでは、前鋸筋に関連した症状に対して、筋膜リリースや鍼灸治療を活用し、肩甲骨周りの痛みや不調を改善するアプローチを行っています。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







