大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。胸鎖乳突筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
首の前側と側面

胸鎖乳突筋は首の前側から側面にかけて位置し、首の動きを支える重要な筋肉です。この筋肉は、頭を回す、傾ける、引き上げるといった動作を行う際に使われます。
起始部
胸鎖乳突筋の起始部は胸骨柄と鎖骨にあります。具体的には、胸骨の上部(胸骨柄)と鎖骨の内側部分から筋肉が始まり、首に向かって伸びています。
停止部
停止部は側頭骨の乳様突起です。この筋肉は、頭の後方にある乳様突起に付着しており、首と頭の動きを制御します。筋肉が関わる関節は、頸椎と頭蓋骨の間に位置する関節です。
支配神経は副神経と頸神経叢です。これらの神経が胸鎖乳突筋を支配し、首や頭の動きをコントロールします。
どんな動き?
頸椎の屈曲・回旋
胸鎖乳突筋は頸椎の屈曲(首を前に曲げる動作)と回旋(首を左右に回す動作)に関与します。例えば、頭を左右に向ける動作や、うなずく動作にこの筋肉が使われます。
この動作には、僧帽筋や肩甲挙筋が協力して首や肩の動きを安定させ、滑らかに行うことが可能です。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
胸鎖乳突筋の屈曲に対して首を伸展させる筋肉は脊柱起立筋や僧帽筋が拮抗筋として働きます。これらの筋肉は首を後ろに反らせる動作を行い、胸鎖乳突筋の逆の動作を担います。

頭の回旋に関しては頚板状筋が拮抗しています。この関係は同時に働くと首を傾ける動作になります。
協力筋:首の回旋に関与する筋肉
胸鎖乳突筋の協力筋としては、斜角筋や僧帽筋上部が挙げられます。これらの筋肉が共に働くことで、首を左右に回す動作や、首の安定をサポートします。
関係する症状は?
首こりや肩こり
胸鎖乳突筋が過度に緊張すると、首こりや肩こりが発生しやすくなります。デスクワークやスマホの長時間使用などで、首が前に傾きすぎると胸鎖乳突筋が過緊張し、首や肩に痛みやこりを引き起こすことが多く見られます。
頭痛(緊張型頭痛)
胸鎖乳突筋の緊張が強くなると、緊張型頭痛の原因となることがあります。この筋肉が硬くなることで、頭や首に圧迫感が生じ、頭痛が発生しやすくなります。特に、頭の側面から前方にかけて痛みを感じることが多いです。
めまい
胸鎖乳突筋の過緊張や機能不全は、めまいの原因になることもあります。首の筋肉が硬くなることで血流や神経の圧迫が生じ、平衡感覚が乱れることがあります。
耳鳴り 突発性難聴
起始部の乳様突起は耳のすぐ後ろに位置し血流の不全によっておこる耳の症状には少なからず関係しています。
大阪市東成区今里にある鍼灸治療院リーチでは、胸鎖乳突筋に関連した首こり、肩こり、頭痛、めまいに対して、鍼灸や筋膜リリースを取り入れた施術を行っています。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







