大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。回外筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
前腕の外側

回外筋は、肘関節の外側に位置し上腕骨 尺骨 橈骨にまたがって走行する筋肉です。
起始部
回外筋は、上腕骨の外側上顆および尺骨の橈骨輪状靱帯から起始します。外側上顆は肘の外側にある骨の突起で、多くの前腕の筋肉がここから始まります。
停止部

回外筋は、前腕の橈骨の上部に停止します。この部分に付着することで、前腕を回外(手のひらを上に向ける動作)させる力を発揮します。
回外筋は上腕骨外側上顆から始まる伸筋群よりも深層にあります。

支配神経
回外筋の支配神経は、橈骨神経の深枝(C6〜C7)です。
どんな動き?
前腕の回外
回外筋は、前腕の回外(手のひらを上に向ける動作)に関与します。この動作は、ドアノブを回す、ネジを締めるなどの動作に関係し、日常生活の中で頻繁に使われる重要な動作です。回外筋は、手首や前腕の回転をサポートし、動作を滑らかにします。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
回外筋の前腕の回外に対する拮抗筋は、円回内筋や方形回内筋です。これらの筋肉は、前腕の回内(手のひらを下に向ける動作)を担当しており、回外筋の動きと反対の作用を持ちます。
協力筋
回外筋の回外動作には、上腕二頭筋が協力します。上腕二頭筋は、肘の屈曲と同時に前腕の回外をサポートするため、強力な回外動作が必要な場面で特に重要です。
関係する症状は?
肘や前腕の痛み
回外筋が過度に使用されると、肘や前腕に痛みや疲労が生じることがあります。特に、頻繁に手首や前腕を回転させる動作(ドアノブを回す、ネジを回すなど)を繰り返すと、回外筋に過度な負担がかかり、炎症や痛みが発生します。テニス肘やゴルフ肘の一部症状は、この筋肉の過度な使用によって引き起こされることがあります。
前腕の疲労感や筋肉のこわばり
回外筋が疲労すると、前腕全体にだるさや筋肉のこわばりを感じることがあります。これは、長時間にわたり回外動作を繰り返すことで筋肉が硬くなり、尺骨と橈骨にまたがりついているこの筋肉がその間にある血管や神経の交通を悪くするためです。
手首や肘の可動域制限
回外筋が硬直すると、前腕の回外動作が制限され、手首や肘の可動域が狭くなることがあります。このため、日常の動作で手首や前腕を回す際に違和感を感じたり、スムーズな動作が難しくなります。
回外筋が原因となる症状は、前腕や手首、肘の動きに大きく影響を与え、日常の作業やスポーツに支障をきたすことがあります。鍼灸治療を用いることで、回外筋の緊張をほぐし、症状の改善が期待できます。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







