大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。肩の障害には切り離せない棘上筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
肩甲骨の上面

棘上筋は、肩甲骨の上面に位置しています。肩甲骨の棘の上部に広がる筋肉で、肩関節を支え、腕の動きをサポートします。肩関節に深く関与するローテーターカフ(回旋筋腱板)の一部を形成しています。
起始部
棘上筋の起始部は、肩甲骨の棘上窩にあります。肩甲骨の背側の上部に沿って走り、肩の動きを助けます。
停止部
停止部は、上腕骨の大結節に付着します。棘上筋は肩関節をまたいで上腕骨に付着し、肩関節の動きを安定させます。
支配神経
支配神経は肩甲上神経(C5,C6)です。
どんな動き?
棘上筋は、肩関節の外転(腕を横に持ち上げる動き)を主に担当します。腕を横に広げる動作を助け、肩関節を安定させる重要な役割を担っています。
拮抗筋は?または協力筋は?
拮抗筋
棘上筋の外転に拮抗する筋肉としては、肩関節を内転させる広背筋や大胸筋が挙げられます。これらの筋肉は、腕を体に引き寄せる動きを行い、棘上筋の外転作用とバランスを保っています。
協力筋
棘上筋の外転動作には、三角筋が主に協力します。
関係する症状は?
肩関節の痛み(肩峰下インピンジメント症候群)
棘上筋は、肩関節の安定を保ちながら、肩を動かす際に非常に重要な役割を果たしています。肩峰下インピンジメント症候群では、棘上筋が肩峰や他の骨に圧迫され、痛みを引き起こします。腕を上げる動作で痛みが生じ、肩の動きが制限されることが特徴です。
棘上筋の断裂や損傷
棘上筋が損傷すると、肩関節の可動域が制限され、腕を持ち上げる動作が難しくなります。特にスポーツや長時間のデスクワークで棘上筋が過度に負荷を受けると、損傷や炎症が起こりやすくなります。慢性的な肩の痛みや動作の制限が見られる場合、棘上筋の損傷が原因の一つである可能性があります。
年齢や性別による影響
加齢に伴い、棘上筋の柔軟性や強度が低下し、肩関節の動きが制限されることがあります。特に、五十肩や肩関節周囲炎は棘上筋の機能低下と関連しており、肩の痛みや運動制限を引き起こします。また、肩を酷使する男性には、棘上筋の損傷が発生しやすいです。
職業や生活習慣の影響
デスクワークや長時間のパソコン作業、スポーツ(特にテニスやバドミントン)など、肩を頻繁に使用する作業や運動では、棘上筋に負荷がかかりやすく、肩の痛みや可動域制限が起こりやすくなります。腕を頻繁に使う動作を繰り返すことで棘上筋に負担がかかり、肩の不調が引き起こされることがあります。
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