大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。僧帽筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
首から肩、背中の上部

僧帽筋は、首の後ろから肩、そして背中の上部に広がる大きな筋肉です。この筋肉は、肩甲骨を動かす役割があり、日常の多くの動作に関与します。僧帽筋は、上部、中部、下部の3つの部分に分かれており、それぞれが異なる動きをサポートしています。
起始部
僧帽筋の起始部は、後頭骨から始まり、頸椎および胸椎の棘突起に沿って伸びています。この広範囲の起始部により、首から背中にかけて広く分布しています。
停止部
僧帽筋は、鎖骨、肩甲棘、および肩甲骨の肩峰に停止します。これにより、肩甲骨を引き上げたり、下げたり、回転させたりする働きが生まれます。
支配神経
僧帽筋は、副神経(第11脳神経)および頸神経叢(C3~C4)の支配を受けています。
どんな動き?
僧帽筋は、肩甲骨の動きをコントロールし、肩甲骨の挙上、内転、下制、回旋に関与します。具体的な動作としては、肩をすくめる動きや、腕を上げる動作などに関わります。
- 肩甲骨の挙上: 僧帽筋の上部は肩甲骨を引き上げる動作をサポートします。例えば、肩をすくめる動きで使われます。
- 肩甲骨の内転: 僧帽筋の中部は、肩甲骨を内側に引き寄せる役割を担い、背中を引き締める動作に関与します。
- 肩甲骨の下制と回旋: 僧帽筋の下部は、肩甲骨を下に引き下げ、腕を高く上げる際に肩甲骨を回旋させる動作を助けます。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
僧帽筋の動きに拮抗する筋肉は、広背筋や肩甲挙筋です。広背筋は肩甲骨の下制(引き下げ)や腕を下ろす動作において僧帽筋と反対の動きを行います。また、肩甲挙筋は、僧帽筋の上部が肩を引き下げるときに逆の動きを行い、肩甲骨を引き上げます。
協力筋
僧帽筋と協力して働く筋肉には、肩甲挙筋、菱形筋、大胸筋などがあります。これらの筋肉は、肩甲骨や肩周りの動作をサポートし、僧帽筋の動きを補完します。
関係する症状は?
肩こり
僧帽筋の上部が緊張すると、首や肩にこりが生じやすくなります。特に長時間のデスクワークや姿勢が悪い状態が続くと、僧帽筋が過剰に緊張し、肩こりの原因となります。
首や肩の痛み
僧帽筋が硬くなると、首や肩の痛みが発生することがあります。この筋肉が過度に疲労すると、首や肩の可動域が制限され、慢性的な痛みに繋がることが多いです。
腕の上げにくさ
僧帽筋が硬直すると、腕を上げにくくなる症状が現れることがあります。特に僧帽筋の下部が影響を受けると、肩甲骨の回旋が妨げられ、肩の可動域が制限されます。
頭痛
僧帽筋が過緊張すると、頭の後ろや側頭部に痛みが広がり、緊張性頭痛を引き起こすことがあります。長時間のストレスや姿勢の悪さが原因で、僧帽筋が緊張し続けると、頭痛が慢性化することがあります。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







