大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。腕撓骨筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
前腕の外側

腕撓骨筋は前腕の外側にあります。肘の近くから始まり、前腕を通って手首の方に走っています。
起始部
腕撓骨筋の起始部は、上腕骨の外側顆と呼ばれる、肘の近くに位置する骨の突起部分です。ここから筋肉が始まり、前腕を通って手首に向かって伸びています。
停止部

停止部は、橈骨茎状突起と呼ばれる手首のすぐ上に位置する橈骨の末端部分に停止します。この筋肉は、肘関節と手関節の両方にまたがっており、それぞれの関節に影響を与えています。
支配神経
腕撓骨筋を支配しているのは、橈骨神経(C5~C6)です。
どんな動き?
腕撓骨筋は、主に肘関節の屈曲に関与しています。特に、前腕が中間位(手のひらを上下どちらにも向けていない状態)のときに最も強く働きます。
前腕の回外動作にも作用していてパソコンのキーボードに両手を伸ばしたときなどけっこう活躍している筋肉です。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
腕撓骨筋の肘の屈曲動作に対して拮抗する筋肉として、上腕三頭筋が挙げられます。上腕三頭筋は肘を伸ばす動作(肘関節の伸展)を担当しています。
回内動作の円回内筋・方形回内筋も拮抗しています。
協力筋
腕撓骨筋は、上腕二頭筋や上腕筋と協力して肘関節の屈曲を行います。これらの筋肉は、それぞれ異なる肘の屈曲角度で強力に作用します。
関係する症状は?
肘の痛み(テニス肘)
腕撓骨筋は、特にテニス肘(外側上顆炎)と関連しています。長時間の手や腕の使用により、この筋肉が過度に疲労したり炎症を起こしたりすることで、肘の外側に痛みを感じることがあります。特に、前腕を頻繁に使う仕事やスポーツをしている方に見られる症状です。
Link:テニス肘
前腕の疲労感
腕撓骨筋の過度な緊張や使いすぎによって、前腕全体に疲労感やこりを感じることがあります。これは、日常的にパソコン作業や手作業を行う方に多く見られる症状です。
握力の低下
腕撓骨筋が弱っていると、握力の低下を引き起こすことがあります。握る動作に直接関与しているため、この筋肉の機能不全は、物をしっかりと掴む力が弱くなる原因となります。
手首の痛み
腕撓骨筋が緊張することで、手首に負担がかかり、手首の痛みが生じることがあります。特に、前腕や肘と連動して使われる動作が多い方に見られる症状です。
腕撓骨筋に関連するこれらの症状は、鍼灸や筋膜リリースを用いることで改善が期待できるケースが多く、早期のケアが重要です。
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心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







