大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。第三腓骨筋(だいさんひこつきん)の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
下腿の前の外側

第三腓骨筋は下腿の前の外側に位置しています。主に足首や足の動きに関与し、足首を背屈(つま先を上に引き上げる動作)させたり、足を外側に向ける(外反)際に使われます。ただし、約10~20%の人には第三腓骨筋が存在しないとされています。筋肉がない場合でも、他の筋肉がその役割を補っているため、特に問題なく健常な動作が行われます。
起始部
第三腓骨筋の起始部は腓骨の前面です。腓骨の下部から筋肉が始まり、足首を通って足にかけて伸びています。
停止部
第三腓骨筋の停止部は第5中足骨基部です。この筋肉は足の外側に付着しており、足首や足の外反や背屈動作をサポートします。
支配神経
第三腓骨筋の支配神経は深腓骨神経(L3L4S1)です。
どんな動き?
第三腓骨筋は主に足首の背屈と足の外反に関与します。背屈とは、つま先を上に引き上げる動作であり、外反とは足を外側に回す動作です。これらの動作は、歩行や走行時に重要で、特に地面に足をつく際や足を持ち上げるときに活躍します。
また、第三腓骨筋は他の前脛骨筋群と協力して足首の安定を保ち、スムーズな歩行や運動をサポートします。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
第三腓骨筋の拮抗筋としては、下腿三頭筋が挙げられます。下腿三頭筋は足首を底屈(つま先を下に向ける動作)させる役割を担っており、第三腓骨筋の背屈作用と拮抗します。
協力筋
第三腓骨筋の動きに協力する筋肉としては、前脛骨筋や長趾伸筋、長母趾伸筋が挙げられます。これらの筋肉は、同様に足首の背屈や外反の動作に関与し、第三腓骨筋と共に足首の動きを支えています。また、これらの筋肉は歩行時に足首を安定させ、滑らかな動作を実現します。
関係する症状は?
足首の捻挫

足首の内反捻挫で前距腓靭帯が損傷するとつま先が下がりつまづきやすくなり第三腓骨筋を固めてしまうくせがつきます。このことで体の土台である足首が固くなり体全体に影響を与えます。
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
第三腓骨筋が過度に使用されることで、シンスプリントが発生することがあります。これは、ふくらはぎや脛の内側に痛みを感じる症状で、特に走行や長時間の運動後に痛みが強くなります。
あなたのご来院を
心からお待ちしております
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







