大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。スマホを持ってお疲れ気味の上腕三頭筋の筋膜リリース的考察です。
どこにあるの?
腕の後面(上腕の裏側)

上腕三頭筋は、上腕の後面に位置し、
肩関節と肘関節にまたがる筋肉です。
名前の通り3つの頭(長頭・外側頭・内側頭)に分かれており、
腕を伸ばす動作やものを押す動作に関与しています。
長頭
起始部
長頭は、肩甲骨の関節下結節から起始します。これは肩甲骨の下側にある部分で、肩関節に関与しています。
停止部
長頭は、他の頭と一緒に、肘の肘頭に停止します。肘頭は、肘の後ろにある突起部分で、ここに付着することで肘を伸ばす動作を行います。
外側頭
起始部
外側頭は、上腕骨の上部後面から起始します。これは上腕骨の外側に位置し、主に腕の伸展に強く関与します。
停止部
外側頭も、長頭と同様に肘頭に停止します。
内側頭
起始部
内側頭は、上腕骨の下部後面から起始し、深層に位置する部分です。
内側頭という名前ですが外側の肘に近い部分に
停止部
内側頭も他の2つの頭と合流し、肘頭に停止します。
上腕三頭筋の外側頭と長頭は表面に近く、内側頭が深層にあり深層浅層の関係にあります。
支配神経
上腕三頭筋の支配神経は、橈骨神経(C6〜C8)です。
どんな動き?

上腕三頭筋は「二の腕」の筋肉です。
作用は「肘関節の伸展」 肘の関節を伸ばす方向に働きます。
肘関節の伸展と肩関節の伸展
上腕三頭筋は、主に肘関節の伸展(肘を伸ばす動作)に関与します。特に、腕を押す動作や肘を伸ばして物を支える際に重要な筋肉です。また、長頭は肩関節の伸展(腕を後ろに引く動作)にも関与しており、肩と肘の両方に作用します。
拮抗筋は?協力筋は?
拮抗筋
上腕三頭筋の肘関節伸展に対する拮抗筋は、屈曲させる上腕二頭筋や上腕筋です。
協力筋
上腕三頭筋の肘や肩の伸展には、大胸筋や広背筋が協力します。また、三角筋の後部も肩関節の伸展に協力し、腕全体の動作を補助します。
前腕にある肘筋は三頭筋腱の延長上にあり肘関節伸展に協力します。
関係する症状は?
肘の痛みと屈曲制限
上腕三頭筋腱炎
思いつきでトレーニングをしようと何年かぶりで腕立て伏せをすると肘の裏側の少し上が筋肉痛になります。がんばりが度を過ぎる炎症にもなりえます。上腕三頭筋が過度に使用されるとおこることです。実は上腕三頭筋は日常生活であまり使われていません。重い物を押す動作や、繰り返し肘を伸ばす動作は現代人は避ける傾向にあります。掴んで持ち上げる上腕二頭筋の動作は頻繁にあります。肘関節の前と後ろでバランスが悪くなっているところに急に負担がかかり、肘に違和感や痛み屈曲制限を感じることがよくあります。
最近はスマートフォンを持つ側の腕の三頭筋が疲れていることが多いです。肘関節を屈曲しているので三頭筋は伸ばされたまま220gほどを維持しなければいけません。けっこう大変な仕事です。
テニス肘(外側上顆炎)
外側上顆炎は上腕三頭筋から始まります。上腕三頭筋腱の延長上にある肘筋は上腕骨と尺骨にまたがります。下には回外筋の起始部があり橈骨で停止します。三頭筋が弱ると上腕骨・尺骨・橈骨の三点の連結がくるい 外側上顆炎に繋がります。
上腕三頭筋が原因となる症状は、肩や肘に影響を与えることが多く、日常動作やスポーツ活動に支障が出る場合があります。肘筋 回外筋 回内筋 上腕二頭筋もともに筋膜リリースすることで症状の原因を速やかに排除することができます。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。
解剖画像は「ヒューマン・アナトミー・アトラス」からの引用です。







