仕事がお忙しい方にもいらしてもらえます。平日最終受付21時 土日祭日も受け付けております。大阪市東成区今里 鍼灸治療院リーチの上腕骨外側上顆炎テニス肘(Tennis elbow)の筋膜リリース的考察です。

どんな症状?
テニスのバックハンドが原因になることが多いのでテニス肘とも言われていますが上腕骨外側上顆炎と病名がついています。
テニス肘(外側上顆炎)は、肘の外側に痛みが出る症状です。

フライパンやヤカンを持ち上げる
タオルを絞る、ドアノブを回す
ペットボトルのキャップが開けられない
など、
手首や指を使う動作で痛みが強くなります。



初めは「使ったあとに肘がズキッと痛む」程度ですが、進行すると物を落としやすくなったり、安静にしていても痛みが続くことがあります。
徒手検査
トムゼンテスト:前に突き出して握った手を下に押し下げる。
中指伸展テスト:前に突き出した手の指を伸ばし中指だけを押し下げます。
が有効です。
チェアテスト:椅子の背もたれを持って持ち上げると痛みます。



慢性化
テニス肘が慢性化すると、痛みが強まり、手首や前腕にも痛みが広がります。日常生活の軽い動作でも痛みを感じ、物を持つことや握る動作が困難になります。ちょっとした負荷で痛みがぶり返し テニスをするときはエルボーベルトが手放せないなど慢性化してしまいます。
テニスに限らずスポーツで痛めた外側上顆炎はちょっと重症です。
重い負荷・衝撃を受けていると思われます。
お仕事で肘をよく使う方も同じです。
運送業や倉庫管理での荷物の積み下ろし 建設現場等での作業などでは
肘を酷使する場面はいくらでもあります。
重症化
重症化すると、痛みが常に続き、物を持ち上げることができない、ペンを持つことが難しい 現代ならPCのキーボード操作ができないなど、日常生活に大きな支障をきたすことになります。


好発は?
テニス肘は、40代〜50代の人に多く見られますが、特にテニスやゴルフなどのスポーツをする人に発症しやすいです。ただテニスをしなくとも手首・前腕を多用する繰り返しの作業を行う人にも多く見られます。激しい運動で肘を酷使した覚えがない場合も発症するのでテニス肘という症状名に油断は禁物です。
原因は?
テニス肘の原因は、肘の外側上顆から起始する前腕伸筋群への過度な負担です。手首や肘を使う動作を繰り返すことで、その新筋群が拘縮し起始部である外側上顆に負担をかけ炎症が生じ、痛みを引き起こします。


特に、短橈側手根伸筋に強い負担がかかることが多く、手首を反らす動作を頻繁に行うことで症状が悪化します。

※上記の中指伸展テストは中指の付け根に停止部のある短橈側手根伸筋に対してのテストです。
さらに指の伸展動作には前腕の回外動作を伴います。回外動作の補助として働く長橈側手根伸筋・腕橈骨筋もダメージを受けていると考えられます。

長橈側手根伸筋・腕橈骨筋の起始部は外側上顆を超えて上腕よりにあります。
テニスのバックハンド

テニスのバックハンドでは相手のボールに差し込まれたり 強く打ち返そうとしたりすると 肘が曲がったままで上腕三頭筋は伸ばされたまま前腕の伸筋群・回外筋とともに衝撃を強く受けます。ラケットを送り出す動作は曲げた肘を伸ばしていく上腕三頭筋 の動作です。
この動作を繰り返すと外側上顆炎を発症します。
それを防ぐためにコーチは手首を固定するように指導します。
手首を背屈して前腕を回外することがなければ外側上顆炎の発症は防ぐことができるという考えです。
このことからテニス肘の原因には手首の背屈・前腕の回外動作が含まれていることが分かります。
自分でできる対処法
安静にする
とりあえず患部を休ませる。スポーツで痛めたのなら練習を休む 仕事での作業上なら同じ作業をしばらく休むなどが必要です。
アイシング

使いすぎたあとには、氷嚢を作って 冷やしてみます。冷たさが心地よく感じれば 10〜15分程度を目安にアイシングします。
ストレッチ

前腕の伸筋群のストレッチ やり過ぎは悪化させるかもしれません
エルボーバンド
症状が軽い場合に限りますが痛みはあるがテニスを楽しみたい時など可動域を制限することにより患部を保護するのに有効です。

テーピング
5㎝幅のものを外側上顆から手首を超えて手の甲まで手首を背屈させながら貼ります。外側上顆側は上腕側に長めに貼るのがコツです。
病院での標準治療
整形外科や整骨院の保存的治療では
・外側上顆に電療などを当てる。
・消炎鎮痛薬や湿布の処方。
・テーピングやサポーターの処方。
それで改善することもありますが
日常での発症因子を取り除かないと
長引いて慢性化・再発が考えられます。
整形外科では重症化するとステロイド注射や手術が検討されることもあります。
※東成区で外来でテニス肘を診てくれる病院:病院ナビ
テニス肘 当院でよくなる理由
軽症の場合
当院でも軽症の場合は短橈側手根伸筋への鍼パルスをおこない高周波の電療で除痛させ様子を見ることもあります。

慢性化・重症化している場合
症状名から外側上顆に加療されますが慢性化・重症化した場合はそう単純ではなく肘関節の動作にかかわるすべての筋肉がダメージを受けていると考えています。
大阪市東成区今里の鍼灸治療院リーチでは
テニス肘の施術は外側上顆だけでなく腕全体を通して行います。
伸展制限のある場合は上腕二頭筋、続けて腕橈骨筋・長橈側手根伸筋の起始部のリリースも行います。
肘関節の屈曲制限がある場合は上腕三頭筋のリリース 三頭筋と筋膜が連続している肘筋も同時に施術しますがその下には回外筋の起始部があります。
筋膜のつながりから効率よく患部を見極めリリースすることができます。

改善例
23歳男性 会社員 テニスが楽しくなってきたら痛み始めた
・氏名:K.T様
・年齢:23歳
・性別:男性
・家族構成:独身
・職業職種:会社員(デスクワーク)
・主訴・症状:トムゼンテスト中指テストともに(+)テニス肘 テニスを始めて半年後から痛み始める。テニスの時だけなので我慢していたがそのうちPCにむかって腕を構えるだけで痛み始めたので整形外科を受診
・治療歴:整形外科でレントゲンなどの検査後シップの処方 整骨院で電気を当ててもらう多少痛みはましになった。
・所見・検査:典型的なテニス肘 屈曲制限があり上腕三頭筋の拘縮がつよい
・受診回数:3回
初診:鍼は経験なしだが細めの鍼で行う条件で使用を了承してもらう。伸展制限もあり上腕二頭筋のリリースも行うが上腕三頭筋の拘縮がより強かった。聞くと(バックハンドが打てるようになってテニスが面白くなりサークルに参加するほかも壁打ちをしたり毎日練習してたとのこと)
2回目:(初診で痛みが引いたが肘から先のだるさがある)上腕三頭筋の触診で初診時より肘頭に近い部分の固さが目立った。
3回目:2回目でほぼ痛みは治まったとのこと。予防とセルフケアのレクチャーに終始する
36歳女性 兼業主婦 6人家族 家事で休む暇なし
・氏名:M.S様
・年齢:36歳
・性別:女性
・家族構成:既婚 小6を筆頭に一番下は3歳児の4人の子供
・職業職種:事務職 主婦
・主訴・症状:重いものを持った時に肘が痛む 手首の親指側にも痛みがある。特に掃除機を持つと痛い 掃除をするのが嫌になるくらい 下の子がまだ小さいので抱っこをせがまれるが拒絶してしまう
・治療歴:整形外科でシップの処方
・所見・検査:初診時は炎症が見られた。
・受診回数:3回
初診:初診時は炎症があり聞くと(セルフケアとしてもんだりたたいたりしてしまってる)とのこと。 アイシングのあと 外側上顆へ鍼パルスを行う その場で痛みは半減した。
2回目:(初診直後は痛みが無くなって期待したが日常使うとやはり痛い)とのこと 炎症は治まっていたので上腕二頭筋から三頭筋にかけてをリリース行う 掃除機を持つと痛むのは手関節外転に使う筋肉 起始部を刺鍼することでリーリースする。
3回目:二回目で日常生活に不自由がない程度に改善した。肩こり首こりのために定期的に来院中
Q&A
Q. テニス肘になると、どんな症状が出ますか?
A:主な症状は、以下のような痛みや不便さです:
- フライパンや鍋を持つときの鋭い痛み
- ペンや箸を持つ動作でも痛む場合がある
- コーヒーマグやペットボトルを持ち上げるときの違和感
- 洗濯物を干す動作で肘の外側がズキズキする
- 物を握る力が弱まり、日常生活で支障を感じる
Q. テニス肘の原因は何ですか?
A:テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、手首や肘を酷使する動作を繰り返すことで発症します。テニスのバックハンド打ちでなることが多いのでテニス肘と呼ばれますが 実際にテニスをしていなくても、日常生活で重い物を持つ、繰り返し手を使う作業などが原因になることがあります。原因になる筋肉は外側上顆から始まる短橈側手根伸筋です。あと回外動作の補助として働く長橈側手根伸筋・腕橈骨筋もダメージを受けています。この2つは起始部が外側上顆から少し上腕骨側にずれるため外側上顆に加療しても届きません。それが長引かせる理由ではないかと当院では考えています。
Q. テニス肘が悪化する要因は何ですか?
A:痛みがある状態で無理をして使い続けると症状が悪化します。
・無理して家事や仕事を続ける。
・痛みに耐えながらテニスなどのスポーツをする
これらが炎症を広げ、回復を遅らせる要因となります。
また安静時には痛みが出ないこともあるため「治った!」と勘違いさせて無理をしてしまうことも悪化させる要因です。
Q. テニス肘に鍼灸は効果がありますか?
A:はい、鍼灸は非常に効果的です。筋膜をリリースするという考えもそうですが問題のある筋・筋膜を見落とさずリリースしていくことで寛解への効果を期待できます。
Q. テニス肘はどれくらいで治りますか?
A:大阪東成区今里の鍼灸治療院リーチではおそらく1~2回で今ある痛みは抑えられると思います。日常 安静に過ごせるなど条件がそろえばそのまま寛解していきますがテニスや野球などスポーツの練習を怠らない 一生懸命する お仕事で腕をよく使う などがあればもう少しかかります。仕事の負荷のマイナスのベクトルより施術による改善へのベクトルが上回れば早く寛解へと向かいます。
Q. 土日祝や平日夜間も通院できますか?
A:はい、当院では土日祝日も対応し、平日は21時まで受付しています。お仕事や家事で忙しい方にも通院しやすい受付時間を設けております。
Q.テニス肘の施術はいくらぐらいかかりますか?
A:正直言うと診てみないとわかりません。ただ初診は6600円+初診料1100円を超えることはありません。テニス肘の場合2000~3000円+初診料ぐらいになると思われます。
あなたのご来院を
心からお待ちしております。
※解剖図は「ヒューマンアナトミーアトラス」からの引用です。









フライパンや鍋を持ち上げると、肘に鋭い痛みが走る