歯ぎしり

大阪市東成区 今里 鍼灸治療院リーチです。
歯ぎしり くいしばり には鍼がお役に立てます。

※ここに書かれていることは目安であり当院の考えです。

  1. 朝起きて首が痛いのは歯ぎしりが原因かも知れません
  2. 外側翼突筋をリリース
  3. 猫背も要因
  4. ストレスを感じていることが一番の要因

朝起きて首が痛いのは歯ぎしりが原因かも知れません

当院に首の痛みで来られた方
お帰りはスッキリですが
翌朝起きるとまた痛い…
という場合は
歯ぎしりをしていることが多いです。

歯ぎしりしていると
顎やこめかみに痛みを感じたり
熟睡してないので
目覚めがスッキリしないはず。

それと美容で言う
エラ張りの原因にもなります。

同居のご家族がいる方は
「ギリギリしてるけど大丈夫?」
と言われてるでしょう。

すでに歯医者で歯のすり減り方を指摘されて
マウスピースを処方されてる方もいるでしょう。

でもマウスピースは歯の保護になっても
治してくれるものではないのです。

外側翼突筋をリリース

リーチでは歯ぎしりの悩みをお持ちの方には
顎関節刺鍼を提案しています。

リリースの的になるのは外側翼突筋です。

顎関節の主動筋は側頭筋・咬筋です。
噛みしめるために下顎したあごを上に動かす筋肉です。
側頭部や下顎の横に痛みを感じる場合は
この筋肉のリリースが必要ですが
手で触れられる部分にあります。

外側翼突筋は頬骨きょうこつの内側にあり
手では触れられません。
言うなればインナーマッスルです。
こめかみのやや後ろ奥に始まり
下顎に付きます。
こめかみの頭痛はこの筋肉です。

外側翼突筋は下顎をやや上方の前方へ引っ張ります。

食事をしているとき何も考えなくても
食べ物を口の中へ入れてかみ始めれば
勝手に咀嚼してくれます。
これは無意識でも
上の歯と下の歯がぶつかると
噛み合わせる反射が働くからです。

外側翼突筋が緊張していると
下顎が前よりに移動しているので
前歯が当たりやすく
寝ている無意識の領域で
この反射が起こり歯ぎしりが始まります。

歯ぎしりを防ぐには
この反射が起こりやすい状態を
解除することが必要です。

猫背も要因

歯ぎしりが続いていると猫背になるのか
猫背だから歯ぎしりをするのか?
歯ぎしりをしている人に
円背・ストレートネックの方が多いのは事実です。
並行して円背の解除も必要です。

ストレスを感じていることが一番の要因

外側翼突筋が緊張しているから
歯ぎしりが起こるとは限りません。
ストレスを感じていることのほうが問題です。

しかしボーッとしている時
我々は口が半開きになります。
この状態がリラックスしているとするなら
日中に起こる「くいしばり」も含めて

顎関節のリリースは有効であると考えます。


あなたのご来院を
心からお待ちしております。