長・短腓骨筋

大阪市東成区 今里 にあります鍼灸治療院リーチです。
長・短腓骨筋ちょう たんひこつきん について筋膜リリース的考察です。

どこにあるの?

下腿の外側

下腿の外側にあります。
足の小指側を持ち上げるとき緊張して固くなります。

起始・停止

長腓骨筋

長腓骨筋ちょうひこつきんは腓骨頭に起始し外踝そとくるぶしの後ろを通り足の裏を横切り土踏まずのあたりに停止します。

短腓骨筋

短腓骨筋は腓骨の中ほどちょっと上ぐらいから起始し外踝の後ろを通り第五中足骨の外側粗面に停止します。

どんな動き?

外 反

足関節を外反させます。短腓骨筋は深層筋として長腓骨筋を助けます。

底 屈

下腿三頭筋が足関節を底屈させるのを補助します。腓骨筋が補助することで足の裏の親指側が地面につくようになります。

拮抗筋は?

外反に関しては後脛骨筋と前脛骨筋こうけいこつきん ぜんけいこつきん です。
底屈に関しては長趾伸筋ちょうししんきんです。

関係する症状は?

捻挫の後遺

捻挫の後遺症などで足首の内反(回外,内がえし)が常態化してると伸ばされてかためられます。足首が固くなる原因です。

外反母趾・内反小趾

長腓骨筋は足裏を横切り趾をまとめる役割があります。短腓骨筋は第五趾を引っ張る役目があるため内反小趾にも関係します。


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