上後鋸筋

大阪市東成区今里にあります鍼灸治療院リーチです。
上後鋸筋と 肩こり についての考察です。

  1. どこにある?
    1. 上背部
  2. どんな動き?
    1. 吸気作用
    2. 横方向の筋肉
  3. 関係する症状は?
    1. 円背と肩こり

どこにある?

上背部

背骨の際から体側まで横方向に走ります。

頚椎七番・胸椎一番・二番・三番の棘突起から始まり
肋骨の二番・三番・四番・五番
の肩甲骨に隠れる部分に停止します。

背骨をはさんで左右対称にある
薄い筋肉です。

どんな動き?

吸気作用

息を吸うとき
肋骨を上げる作用があります。

横方向の筋肉

深さでは
僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋より深く
脊柱起立筋群よりは浅い位置にあり拘縮するとこれらを押さえつけます。

下後鋸筋も背中を横方向に走り縦方向の脊柱起立筋群(腸肋筋・最長筋・板状筋)の動きを押さえつけます。

関係する症状は?

円背と肩こり

姿勢が悪く猫背になり
背中を丸めていると
この 上後鋸筋 が引っ張られ
過緊張し貼り付くように
下層の筋肉を押さえつけます。

肩こり がひどいとき
上後鋸筋は
「首が回らない」
「寝違え」
の原因にもなると考えられます。


あなたのご来院を
心からお待ちしております。